浄心療法は特別な力を持った人しか出来ない療法ではありません。浄心療法の基本は生きている人にも、見えない世界の人にも分かりやすい言葉で、神の法則を伝えていくだけのとてもシンプルな療法です。

お葬式にお坊さんが来て、お経を唱えたりしますが、参列している人達は意味を理解して聞いている人は少ないと思います。生きている間に意味の判らなかったお経を、死を迎えて肉体を失い見えない世界の人となったら急に理解できる様にはならず死んでも判らないままらしいです。

その辺りの事を複雑骨折すら一瞬で治してしまった奇跡のヒーラー、故)長尾弘先生がおっしゃられていた言葉を引用しお伝えさせて頂きます。

経文は生死に関係なく分からない。

亡くなられた方の法事というのをよくいたしますね。皆さんも三回忌、七回忌、十三回忌をつとめられるでしょう。あの法事の姿をよく観察いたしますと、お仏壇があって、その前にお坊様が坐られ、後ろに親戚縁者が坐ります。

そのお坊さんを仲介して亡くなられた方の供養をするわけですが、後におられる親戚縁者の方達の心の中を観察いたしますと、皆共通して同じ心を持っておられますね。「何や訳わからんけど早くお経が終わらないかなあ、しんどいなあ、足が痛くてたまらない」という思いです。

「ああ有難いなあ、三部経は何と有難いなあ、私はこのお経の教えのように生きよう」と思っておられる方は一人もありません。

皆さんはいかがでしょうか。法事で三部経を聞いて有難いと思いますか、思えないでしょう。なぜ思えないかと言うと、それはお経の意味が何を言っているのか分からないからです。分からないから余計に退屈で、足が痺れて早く終わらないかなあと足をさすってやるのです。

そして休憩の時間になるとやれやれとお茶をいただくのですが、これから又、お坊さんのお説法のあと読経が始まるとなると、「やれ、おそろしよ」ということになります。

さて次に今度は死んだらどうなるかと言いますと、お坊さんを境として、生きている者は後ろへ、死んだ者は今度はお坊さんの前に坐ります。そしてお経を聞いてどう思っているかと言いますと、お坊さんの後ろにいれば、まだ足もさすれたけど、ここでは足もさすれず、足を伸ばしたり、くずしたりもできず、「かなわんなあ」と思っています。それが亡くなった方の心です。「もういい加減に終わってくれないかなあ」と思うだけで、お経をあげてもらっても何も有難いことはありません。

それはお経の意味が分からないからですね。分からないものは生きて聞いても死んで聞いても分かりません。法事のお経を、お坊様を境として生きて後ろで聞くか、死んで前で聞くかの違いですから、同じ思いをしているということです。

生きて恐い場所は死んでも恐い

先日四国に行きました時に、死んでお墓に入ってはいけませんと話しておりますと、おばあさんが「私は毎日お墓へお参りして、どうか早くお迎え下さい。ここへ入れてもらったら極楽ですと言って頼んでいます」と言うのです。

「それはいけません。もし不審に思われるなら、今夜一晩お墓に行って寝てみて下さい」と言いますと、「いや恐い恐い、あんな所ではよう寝ません」とおっしゃいます。生きていて恐い場所は死んで行っても恐いのです。同じ自分が行くのです。

 

死後、仏壇・お墓に入ってはいけない

例えば、私は死んだらお仏壇の中に祀ってもらうのだ、或いはお墓の中に入れてもらうのだと思っておりますと、必ずそこへ行きます。

死ねば、思いの世界、心の世界ですからね。死んでお墓の中に入ったら駄目です。或いはお仏壇の中に入っては駄目です。

今迄一般に皆さんが考えておられたこととは違うと思いますが、お仏壇やお墓はこの世の現象世界の物質ですから、物質に心をとらわれては、そこから心が離れられず、成仏できないのです。

浄心療法はテクニック論では無い浄霊法

浄心療法は施術者の人間性や生き方、霊格などが問われる療法かも知れません。そして自分の命を神に差し出す覚悟も必要かも知れません。ただ、浄心療法自体はとてもシンプルな療法で誰にでも出来ると思います。霊的に見える、見えないと言う能力すらも必要無いと思います。

施術者の心の在り方、生き方が、とても大切な療法で、シンプルではありますがとても奥が深すぎて・・・心の在り方がまだまだの私にはうまく説明する事は出来ませんが、私が決して特別な能力を持った人と言う訳ではありません。

そして、見えない世界の方達も決して特別な人達では無く、肉体を持っている私達と同じ人なのです。ですので私達が常識としている事はある程度共通しています。だからこそ、誰が聞いても判りやすい言葉で、私達にも、見えない世界の人達にも、自然界の法則を判りやすく伝え、語り掛けていく事が大切でその浄霊法が浄心療法です。

私に「浄心療法」を教えて下さった熱海市の横塚先生の「救霊専門サイト」には「浄心療法」の際唱えている文言まで丁寧に記載されて公開して下さっています。もし宜しければ横塚先生の「救霊専門サイト」の方をご覧になってみて下さい。