「人々の 僕となりて生き抜かん 我が人生に悔いは残らじ」
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複雑骨折すら一瞬で治してしまった奇跡のヒーラー、長尾弘先生(享年2007年10月25日)のお言葉です。【当院では長尾先生のヒーリング法「長尾ヒーリング」の真似事を少しだけさせて頂いておりますが・・・私の修養が足りず、長尾先生の様な奇跡的なヒーリングはとても出来てはいません。。。】
長尾先生の辿った道のりはあまりにも厳しく、私はアンパンマンのマーチの歌詞 「愛と勇気だけが友達さ~♪。。」のフレーズを思い出す事があります。
アンパンマンはいつでも・・・笑って自分の身を削りながらでも他者を助けます。動物達はアンパンマンに頼るけれど・・・もしかすると頼られるアンパンマンの痛みは判らないかも知れない。。
アンパンマンは誰に理解されることもなく、それでも笑顔で動物達を助ける。。。アンパンマンと動物達は、頼る者と頼られる者の関係性で・・・もしかするといつまでも友達とはなりえないのかも知れない。。。
愛と勇気だけが友達なんて・・・でも、、それでも。。。アンパンマンはみんなを助けながら生きていく。。。
なんのために 生まれて、何をして 生きるのか?・・・何が 君の幸せ?、何をして喜ぶ?・・・
それらの大きな人生のテーマがアンパンマンにとっては、他者を助けて生きる事であり、他者の幸せのために自分を役立てる事でした。。。アンバンマンにとっては他者の喜びや幸せこそが自分の幸せであり、喜び、だったのですね。。。これは本来、誰もが心の奥深くに持っているもので魂の喜ぶ生き方なのかも知れません。
「人様の喜びをもって、我が心の喜びと成す。」と、おっしぉゃられ、生涯その生き方を貫かれた長尾弘先生は、それらの厳しい道のりをお亡くなりになる1ケ月前の最後の講演会(2007年9月9日東京講演会)でお話しされていました。。
【↑ 動画の15分04秒以降からお話されています。】
長尾先生は「この世の王者は背もたれと肘掛けのある立派な椅子に座れるが、心の王者は背もたれも肘掛けすらも無い、木の切り株に座っている様なもので、誰にも、何にも頼る事無く、自分の心と宇宙の法則【神の法則と置き換えてもイイです。】のみを拠り所に生きていく。。」とおっしゃられておりました。
長尾先生の様に魂のステージ【霊格】が高くなると同じステージの方に出会う事は出来ないので多くの人からは「先生。」とおっしゃって頂けますが、とても孤独と言うか「孤高」の道のりになって来るのかも知れないですね。。。
それらのお話と アンバンマンマーチ「愛と勇気だけが友達さ~♪」の歌詞がリンクしてしまい、心の道の高みを目指す事はとても厳しい道のりだと感じてしまいました。。。でも、、魂はその高みを目指し、魂は何度も肉体を持ってこの世に生まれて来ます。。
凡人の私にはそんな厳しい道のりを辿るのはとても無理かも知れませんが・・・それでも、何かにぶつかったり、曲がりくねったりしして他の人よりも途方も無い期間がかかっても、高い、高い、山の頂を目指して少しずつ魂の喜ぶ道を進んでいきたいと思ってこのお仕事をする様になりました。
アンパンマンの劇場版作品の中で「アンパンマンのマーチ」の歌詞の意味が込められた素晴らしい映画があります。
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●テーマ曲「アンパンマンのマーチ」
・大人になって聴くと、この曲の歌詞はとても深いなぁ~と思います。
多くのアンバマン作品がある中でこの映画は唯一、作中でアンパンマンが命を落としてしまいますが・・・とても深い内容で大人が見ても感動する素晴らしいアニメです。
なんのために 生まれて、何をして 生きるのか?・・・何が 君の幸せ?、何をして喜ぶ?・・・
そして、長尾先生がおっしゃっておられた「愛は全てを癒す。。」と言う言葉の意味も作中には出て来ます。
ネタバレになってしまいますが、、ドーリィは人形だった時に持ち主から受けた酷い扱いによるトラウマからある想いを持つ様になりました。
そんなドーリィにいのちの星が入り動ける様になった事でドーリィは自分の楽しみの為だけに生きようとします。「せっかくもらった命は自分の楽しみの為に使いたい。人生とは自分の楽しみの為にあるもの。」それがトラウマを経験して持つ様になった想いでした。
その事でたとえ他者を傷付けたとしても。。他者に迷惑をかけたとしても。。自分が楽しければそれでイイ。。そんな生き方をドーリィはする様になりました。そして過去の心の傷から誰に言われてもそんな生き方を改める事はありませんでした。しかし、その事でドーリィのいのちの星は次第に輝きを失っていきます。。
そんなドーリィの心の傷を癒し、魂の声に目覚めさせたのはアンパンマンの「愛」でした。
アンパンマンが自分の身を盾にしてドーリィを守り、自分はボロボロになりながら・・・それでも笑顔でドーリィを振り返るシーンは涙無しには見れないかも知れません。
いのちの星の輝き・・・私達一人、一人がそんな魂の声に気付き魂の喜ぶ生き方をする様になった時この地球は今よりもっと素晴らしい星になっていると思います。
奇跡のヒーラーと言われた長尾弘先生は誰にも頼る事無く、決して組織や団体を作らず、自分一人だけでその生き方を生涯貫かれました。。。映画「アンパンマン いのちの星のドーリィ」を・・・私は長尾弘先生と重ね合わせて見ていました。。
あとどの位あるのだろう。。この地上界での私の有限の時間。。。どれだけいのちの星の光を輝かせて、やがて魂の故郷に帰れるのだろう。。。
たくさんの経験をして、、たくさんの失敗を重ね。。、たくさんの学びと実践を繰り返すからこそ人生は素晴らしいものなのかも知れません。
人が思うよりもこの地上界での時は早く過ぎ、、、人生は長い様で実はとても短い。。。でも・・・終わりを意識する歳にならないと人はその事には気付けない。。。。。
私の残りの人生。少しでも魂の喜ぶ生き方が出来る様にしたいと思っています。。。