前回のブログ記事についてお客様からお問い合わせやご感想を頂きましたので少しだけ補足させて頂きます。「仕事はね。本当は人生にとって最高の暇つぶしなんたよ。。人は時にそれを【自己実現】と言うんだけどね。。」

この言葉に込められた意味について・・・下記のサイト様の記事を事例として転載させて頂きます。

人間の究極の幸せとは

1つ目は、人に愛されること。
2つ目は、人に褒められること。
3つ目は、人の役に立つこと。
4つ目は、人に必要とされること。

だから障害者の方たちは、施設で大事に保護されるより、企業で働きたいと考えるのです。

従業員の75%が知的障がい者の会社「日本理化学工業」が教えてくれる、働くことの意味

以下の記事は下記のサイト様より転載させて頂きました。

https://hiromasa-blog.com/japan_science_and_chemistry_industrial/

社員の7割が知的障がい者である“日本でいちばん大切にしたい会社”「日本理化学工業」

 

日本理化学工業は、厚生労働大臣表彰や、累計50万部を超えるベストセラー『日本でいちばん大切にしたい会社』にも掲載されている本当に素晴らしい会社です。日本理化学工業は学校や塾などで利用されるチョークなどの文具メーカーであり、そのチョークを製造している社員の74%以上が知的障害者であることが1番の特徴です。

民間企業では、障害者の法定雇用率が2.2%(2018年4月1日より)と定められており、「74%」という数値がどれだけ驚異的な数字であるかが分かります。

筆者である私も川崎にある日本理化学工業を訪問させていただき、実際の働いている現場の様子を見てきました。大山隆久社長は「1mmも同情なんかで障害者を雇用していない。会社にとって必要な人たちです。」という言葉が今でも記憶に残っています。

日本理化学工業は最初から障害者雇用を決めて事業を開始したわけではありません。ある人との出会いから始まりました。そもそも知的障害者を雇用するきっかけは、会社の近くにあった養護学校の先生の訪問でした。障害をもつ2人の少女(当時15歳)を採用して欲しいとの依頼です。しかし、大山泰弘さん(当時は専務)は悩みました。

その少女を雇うということは、その一生を幸せにしてあげなければいけない・・・。でも、今のこの会社にそれができるのか?と考えると自信がありませんでした。結局は「お気持ちは分かりますが、うちでは無理です。」と伝えて断ったのです。

それでも、先生はどうしても諦めきれずに合計3回も訪問しました。何度も何度もお願いして、さすがに大山さんを苦しませてしまっていると思って諦めました。その代わり「せめてお願いを1つだけ」ということで、こんな申し出をされたそうです。

大山さん、もう採用してくれとはお願いしません。でも、就職が無理なら、せめてあの子たちに働く体験だけでもさせてくれませんか?そうでないとこの子たちは、働く喜び、働く幸せを知らないまま施設で死ぬまで暮らすことになってしまいます。私たち健常者よりは、平均的にはるかに寿命が短いんです。

頭をこすりつけるようにお願いしている先生の姿を見て、大山さんは心を打たれました。その結果、「2週間だけ」ということで、障害をもつ2人の少女に就業体験をさせてあげようということになったのです。ただ最初は「かわいそうだから」という動機だったと著書「日本でいちばん大切にしたい会社」にも書かれています。

2週間の就業体験が始まると、喜んだのは先生や少女だけではなく、ご家族全員で喜びました。就業時間は8時から17時なのですが、2人の少女は毎朝7時には会社に来ていたそうです。

仕事は簡単な商品のラベル貼りですが、昼休みも、15時の休憩も、就業時間を終えても、気付かないほどに熱心に働いていました。それはもう幸せそうな笑顔だったようです。そして、2週間の就業体験が終わりました。これまでの働く姿を見ていた社員から、大山さんへこんなお願いをしたそうです。

あの子たち、明日で就業体験が終わってしまいます。どうか、大山さん、来年の4月1日から、あの子たちを正規の社員として採用してあげてください。あの2人の少女を、これっきりにするのではなくて、正社員として採用してください。もし、あの子たちにできないことがあるなら、私たちがみんなでカバーします。だから、どうか採用してあげてください。

社員の総意です。みんなの心を動かすほどに、2人の少女は一生懸命に働いていたのだと思います。こうして、社員みんなの気持ちに応えようと、大山さんは少女たちを正社員として採用することを決断したのです。

人にとって4つの究極の幸せ

 

大山さんにとって、1つだけ理解できないことがありました。それは、障害者にとって、会社で毎日働くよりも施設でのんびり暮らしたほうが幸せではないかと思えたからです。最初はなかなか言うことを聞いてくれないため、ミスをしてしまったときには「施設に返すよ!」と言うと、泣きながら嫌がる障害者の気持ちが分かりませんでした。

そんなとき、たまたま法事で禅寺のお坊さんに出会い、疑問を訪ねてみたそうです。するとお坊さんは「そんなことは当たり前でしょう。」と答えました。人の究極の幸せとは、この4つだと言うのです。

愛されること
人に褒められること
人の役に立つこと
人に必要とされること

愛されること以外の3つは、施設にいては得ることができず、働くことによって得ることができます。
だから、少女たちにとって働くことは、人に褒められたり、人の役に立ったり、人に必要とされる幸せを実現するためだということです。それなら、このような場を提供することこそ、会社ができることなのではないか。究極の幸せを得られることが企業の存在価値であり、使命なのではないかと気付きました。